中性脂肪値が高い場合は「高脂血症」と言い、血液がドロドロになって血管がつまりやすくなります。
血液検査によって血中に中性脂肪がどれくらい溜まっているのかがわかります。
中性脂肪(トリグラセライド・TG)の基準値は、空腹時において50~149mg/dlとされていますが、中性脂肪がこの正常値を超えていると、「中性脂肪が高い」という診断結果が出ます。
中性脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪となって溜まると肥満になり、肝臓に溜まると脂肪肝になりますし、長期的に脂肪や糖質の多い食事や大量の酒を飲んだことにより、中性脂肪値が非常に高くなるとすい臓に負担がかかり、急性すい炎を起こすこともあります。
中性脂肪の正常値より高い場合、「高脂血症」と診断されますが、高脂血症とは生活習慣病の一つで、血中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる病気です。
高脂血症には、コレステロールだけが多い「高コレステロール血症」、中性脂肪だけが多い「高中性脂肪血症」、コレステロールと中性脂肪の両方が多い「高コレステロール高中性脂肪血症」があり、タイプによって治療法も違います。
生活習慣を改善しないまま高脂血症を放っておくと、血液中に増えている中性脂肪やコレステロールが血管の壁にどんどんこびりつき、高血圧や動脈硬化になって、脳卒中、脳梗塞などの命にかかわる病気を引き起こす危険性が高まります。
中性脂肪が高いのは、善玉コレステロール(HDL)が減少し、悪玉コレステロール(LDL)が増加していて、血液がドロドロになって血管がつまりやすくなっている状態だということを忘れないようにしましょう。
■スポンサードリンク
次ページ: 低いとどうなる?