中性脂肪が正常値になると病気へのリスクが低くなり、体脂肪が少なくなるのでダイエットにもなります。
肥満や糖尿病の人は、ほとんどの場合中性脂肪が高い傾向にありますので、中性脂肪値を下げるために食事療法と運動療法を行うように指導されると思います。
中性脂肪が正常値になるといろいろな病気へのリスクが低くなりますし、体脂肪が少なくなるのでダイエットにもなります。
ところが、これはよく誤解されていることですが、「脂肪が燃焼=中性脂肪が燃焼」ではありません。
筋肉が燃焼させるのは脂肪酸であり、中性脂肪を燃やすことはできないので、運動をした後に血液を検査しても、中性脂肪値はあまり変化していません。
このように運動によって中性脂肪は燃えませんが、実は中性脂肪はダイエット成功率の目安になります。
たとえば、とても太っている人は短期間で体重がよく落ちますが、少し太っている人がダイエットをしても、急激に体重が落ちることはないように、中性脂肪が高ければ高いほどダイエットの成功率は高いといえるのです。
中性脂肪を減らすには、まず脂肪やアルコール分を控えた食事療法がオススメです。
また、中性脂肪は、アミノ酸から中性脂肪に変わる前に手を打たないと、なかなか落とせません。
アミノ酸から代謝が始まる場合は、途中でブトウ糖にして消費することができますが、ブドウ糖から代謝が始まる場合は、糖と脂肪酸が余っている状態だと中性脂肪になってしまいます。
そこで、ブドウ糖と脂肪酸を筋肉で燃やしてしまうことで、脂肪細胞に送られる中性脂肪を減らすことができるというわけです。
このように、中性脂肪を減らすことと体脂肪を減らすことは違いますが、長期的に見れば、中性脂肪を減らすことこそが、体脂肪ダウンの最良の道だと言えるでしょう。
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