ALP

ALPの測定検査は、肝臓や骨の疾患などを知ることを目的として利用されます。

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ALPの測定検査は、肝臓や骨の疾患などを知ることを目的として利用されます。

また、ALPはγ-GTPとともに「胆管酵素」とも呼ばれており、胆汁がうっ滞したときに高くなりますので、健康診断では肝機能検査の欄に記載があります。

ALP値が高くなった場合は、破壊れている臓器を特定するために、「ALPアイソザイム分析」という検査を行います。

アイソザイムとは、酵素作用は同じですが分子構造や物理化学的性状の全く異なった一群の酵素のことをさし、ALPには6種類のアイソザイムが存在します。

また、ALPの基準値は、110~340 IUで、ALP値はもともと男性のほうが数値が少し高めですが、女性の場合は妊娠後期に妊娠前の2~3倍に上昇し、閉経後にも増加することがあります。

また、新生児では成人の数倍、10歳代半ばでも成人の2倍近くの高い数値を示しますが、これは骨の発育が原因ですので心配ありません。

さらにALP値は、骨肉種、転移性骨腫瘍、慢性肝疾患(慢性肝炎・肝硬変)、副甲状腺機能亢進症、くる病、限局性肝疾患(肝がん・肝腫瘍)、急性腎盂腎炎、閉塞性黄疸、原発性胆汁うっ滞性肝硬変などによっても上昇します。

腫瘍マーカーとしての役割も果たしますので、検査結果はよくチェックしておきましょう。

一方、ALP値が減少する場合は、甲状腺機能低下症、蛋白栄養不良症などの原因が考えられますので、この場合も注意が必要です。

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